大阪の谷町3丁目にあるビジネスホテル「ホテルサンホワイト」。
ここの1階には中華料理のお店「桃花園」があるのですが、北京ダック食べ放題の宿泊プランがあると聞いて、早速泊まってみました。
プランの名前は「【大阪いらっしゃい2021】パリパリの香ばしい北京ダックが食べ放題！名物麻婆豆腐含むコース〈２食付〉」で宿泊料金は10,400円、楽天トラベルからの予約です。
その名の通り、大阪府と大阪市がやっている「大阪いらっしゃい2021」キャンペーンの対象です。
大阪もしくは近隣府県に在住していて、ワクチン接種歴やPCR検査の陰性結果が確認できれば、宿泊料金が5,000円引きになって、さらに3,000円分のクーポンがもらえます。
実はコロナウイルスの感染者増で、1月12日から新規受け付けは中止していたのですが、自分はギリギリ前日の1月11日に予約していて、キャンペーンの適用を受けることができました。
クーポンは「おおさかPAY」という独自の電子マネーもどきでもらえます。
ホテルで渡されたQRコードを読み込むと、3,000円分がチャージされます。
使うときは店舗のQRコードを読み込んだ後、利用するポイント数をスマートフォンに打ち込みます。
電子マネーと違うのは、有効期限が旅行期間中、すなわちチェックアウトの日までです。
それまでに使い切らないと残高は消えてしまいます。
おおさかPAYが利用できるお店は飲食店やお土産屋さんが多い印象ですが、ここ桃花園でも使えます。
つまり3,000円分はタダ酒が飲めるってわけだ。
今回のプラン、北京ダック食べ放題に目が行きがちですが、実はコース料理です。
・前菜2種盛り合わせ
・海鮮2種盛り合わせ
・北京ダック（食べ放題ラストオーダー70分）
・桃花園流麻婆豆腐と白ごはん
・ミニ杏仁豆腐
北京ダックの食べ放題は70分間。
ただ、その後に麻婆豆腐と白ごはんが出てきますから、北京ダックでお腹いっぱいになってしまうと、白ごはんを目の前にして詰みます。
スタートすると、まずは前菜と海鮮の盛り合わせを持ってきてくれます。
ここでビールを注文。
ビールは1杯500円で、おおさかPAYで支払えますから6杯飲んでも実質タダです。
そんなに飲めねえって。
前菜と海鮮の2皿を平らげると、そこから北京ダックタイムが始まります。
最初に4個分の北京ダックとクレープ、それからキュウリと白ネギ、たれを持ってきてくれます。
クレープの上に北京ダックと薬味、それからたれをかけて包めば完成です。
ここの北京ダックは皮のみで、身はほとんど付いていませんが、パリパリでおいしいです。
最初の4個を食べた後は、好きな数だけ追加で注文できますが、必ず北京ダックとクレープがセットで出てきます。
だから北京ダックだけをいっぱいクレープに挟んで食べることはできません。
あとでクレープのクレープ巻きを作って完食するなら話は別だがな。
クレープはもちもちしていて、これが結構お腹にたまります。
自分の場合は2個×3回お代わりして、合計10個を食べて打ち止めにしました。
北京ダックをストップした後は、桃花園特製の麻婆豆腐と白ごはんを持ってきてくれます。
繰り返しになりますが、北京ダック食べ放題タイムで限界まで食べてしまうと、ここで詰みます。
麻婆豆腐はアツアツの皿に盛られて運ばれてくるのですが、もう辺り一面に飛び散る勢いでグツグツしています。
見た瞬間、マジでビビった。
自家製の麻辣醤を使った麻婆豆腐はシビれる辛さで、白ごはんが進みます。
麻婆豆腐はここの名物料理だそうですが、このコースではむしろこっちがメインかも知れません。
1時間ほど食事を楽しんだ後、部屋に戻りました。
ちなみにビールは3杯いただきました。
今回の部屋はダブルルームです。
広さは14㎡、ベッド幅は140cmでした。
部屋は普通のビジネスホテルで、お風呂とトイレもユニットバスです。
ベッド周りはどこか昭和の雰囲気がしましたが、寝るだけなら何の問題もないと思います。
朝食も桃花園でいただきます。
バイキング形式ではなく定食形式なのですが、点心や中華まんじゅう、中華がゆがなどが付いた中華朝食を持ってきてくれます。
おかゆが出てくるのはいいですね。
二日酔いの朝だととてもうれしいです。
二日酔いだったしな。
自分が最終的に支払った宿泊費は5,400円。
これで北京ダック食べ放題と3,000円の電子マネーもどきが付いてくるのですから、かなりお得に泊まれたと思います。
楽天トラベルを見ていると、夕食付きメニューは当日予約ではプランが現れてこなかったので、もしかすると前日までの予約が必要なのかも知れません。
北京ダックの他に、点心の食べ放題プランもあるようですから、次はそちらを攻めてみたいと思います。
1,500円残った電子マネーもどきは「杵屋」で焼きサバになりました。
